
フランシスコ教皇様
~有難うございました 天からお祈りください~
フランシスコ・サビエル 外川 直見神父

フランシスコ教皇は4月21日の朝、神様の御許に召された。ご復活の主日の翌朝だった。世界中をめぐり、子供たち、移住者など弱く疎外された人たちとともに歩こうとした生涯だった。次のいくつかの言葉は、最後の1週間、病床からの教皇の言葉である。枝の主日のミサの最後に挨拶、「キリストの十字架を担うことはむなしいことではありません。」
聖木曜日、刑務所を訪れる。毎年、刑務所などを訪れ、ミサを司式し、受刑者たちの足を洗っていた。今年は「今年はそれをできませんが、皆さんに寄り添うことはできるし、そうしたいのです。」と受刑者に語り掛けられた。
復活の主日、聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーから人々に復活祭の祝福を送り、代読を頼んだ「復活祭はいのちの祭りです。」「弱い人々、疎外された人々、移住者」に向けられた人々の「さげすみ」を非難し、世界の紛争地での平和を祈られた。そして翌朝、神の御許に帰られた。
フランシスコ教皇は2019年11月に訪日された。4日間で長崎、広島、東京を巡る多忙な巡礼の旅であった。精力的に笑顔で過ごされた。どこででも人々と交わり、特に子供たちや障害を持った方々と交わろうとされた。
その巡礼のテーマは「すべてのいのちを守るため」であった。あらゆる人々の価値を守ろうとすること、しかし、その価値に活かされて人々が平和的に共存しようとするときに、現代世界はどれほどの困難に直面するか。また、核兵器の使用、所有がいかに倫理的な罪であるか、特に長崎と広島で心を込めて祈り語られた。
長崎の西坂の丘では26聖殉教者の記念碑の前で、雨の中を長く祈られた。彼らの生涯と殉教を黙想し、次のように語られた。「この聖地は死についてよりいのちの勝利について語ります。ここで、迫害と剣に打ち勝った愛のうちに福音の光が輝いたからです。」
教皇が平和とともに力を込めて語られたのが地球環境についてだった。人類がともに共存していくべき家族であり、地球はその家族の住まいであるからだった。これらは神の慈しみのたまものであり、聖霊の息吹に活かされる場であるからだった。
日本から出発の朝、東京近辺のイエズス会会員が上智大学の修道院に集められ、教皇とミサ(聖堂が狭く参加できず)と朝食を共にすることが出来た。また、記念にロザリオをいただいた。
現在教会の中で行われているシノドス(公会議)において、教皇が特に注意を求められることは、シノダリティ(ともに歩むこと)である。互いにともに歩むこと、聖霊のうちに互いに話を聞こうとすること。それによって、私の中に、私たちの中に聖霊の働きを感じとり、聖霊のみ言葉を聴こうとすることである。防府教会でも生かしたいことである。
中国ブロックカトリック高校生大会 3/27~3/29
中ブロに参加しての感想
♪フランシスコ 松元 宙
今回のチューブロで、本当の友達とは何かということを学ぶことができました。神父様が自分の親友の話を講話でして下さった時、僕はとても心を打たれました。一番心に残っている神父様の言葉は「親友とはどのような場所にいようと変わらない」です。たとえ今その人が生きていなくてもずっとそばにいてくれているよと教えてくださいました。以前までは友達についてそこまで深く考えたことはなかったけど友達という関係は人生に大きな影響をもたらすのだなと初めて感じました。大げさかもしれませんが、友達とした他愛のない会話や何かに向かって一緒に頑張ったこと、時には意見がぶつかり合い傷つけあったこと、これらすべてが今の自分を支えてくれたおかげで今の僕がいるんだ!と心の底から思うようになりました。
今回の大会でもたくさんの仲間と出会い、三日間という短い時間でしたが絆を深めることができたと思います。そしてこの思い出は一生忘れないなって思うくらい最高に楽しかったです!!
♪川脇 実祐
2回目の参加でしたが、知らない場所で昨年のメンバーも少なかったですが沢山の人と出会い、関わることができて、とても良い経験になったなと感じています!
最初は緊張してるのと知っている人が少ないと言うこともあり全然話したり、うまく自分の考えを表すことが出来ませんでした。しかし掃除やレクレーション、食事、お風呂などを通して、班の人だけでなく違う班の人とも打ち解けることができて、2日目のセミ別トークでは自分の考えをしっかりと発言できたので良かったなと思いました!茶話会や握手会では話したことのなかった他の班の人たちとも沢山お話しをすることができて、とても楽しかったです!
昨年の中ブロとはまた違う良さがあって、昨年を上回るくらい沢山笑いました!フレンドリーな子や優しい人達ばかりでとても恵まれているなと改めて感じました!
来年で最後の参加にはなってしまいますが、参加して全力で楽しみたいです!
♪サムエル 石川 和樹
姉や親がよく話していたチューブロに初めて参加しました。
最初は知らない人ばかりでとても緊張していたけれど、周りの人たちがあたたかく迎えてくれて、すぐに打ち解けることができました。
そこで出会った近い世代の仲間たちと、「なぜ人は生きているのか」「友達とは何か」といった、普段自分が一人で考えていたようなことを一緒に話し合うことができ、とても貴重な体験になりました。
みんなそれぞれ考え方は違っていたけれど、正直に自分の思いを伝え合う中で、自分の考えも少し整理された気がします。
この出会いや経験を通して、人と心を通わせることの大切さを改めて感じることができ、本当に参加してよかったと思いました。
ご受洗・ご受堅おめでとうございます!
アレルヤ 念願の受洗によせて
フランシスカ・ロマーナ 岡本芙美子
主のご復活おめでとうございます。ご復活の喜びと共に、防府教会の皆さんから受洗の祝福を受け、とても幸せなご復活祭を迎えることができました。
受洗にあたり、聖週間の典礼に参加しました。枝の主日のミサの時、神父様が説教の中でお話しされたように、ご受難の場面を黙想してみました。自分をご受難の場面に置いた時、私は十字架につけられたイエス様のお姿を不安と恐怖で見つめることができませんでした。
しかし、聖金曜日の十字架礼拝の際、初めて心からご受難のお姿を受け止め、こんな私のために苦しみを受け、私の罪やこれまでの悲しみを全て背負ってくださったことを、信仰の目で見ることができました。この悲しみの先に大きな希望がある。「主よ、あなたの死を告げ知らせ、復活を褒め称えます。再び来られる時まで」と、ごミサの中で何度も唱えてきましたが、その本当の意味を深く感じることができました。
復活徹夜祭では、今まで私の信仰を支えてくれた代母の石川さん、マザーの会でいつもお世話になっているシスターカルメン、教会学校に通う娘と息子、私の信仰を認めてくれた家族、そして喜びと共に私を迎え入れてくださる防府教会の皆さんを前に、神様の子となることができました。温かい防府教会の共同体に加われたことを本当に嬉しく思います。家族の中で唯一、ご聖体を頂くことになりますが、「頂いた恵みを、自分だけではなく、家族にも分かち合うように」と神父様は仰いました。違いを受け入れ尊重しながら、私にできる道で、神様の恵みを家族、社会の中で伝えていきたいと思います。 洗礼名はフランシスカ・ロマーナ、誕生日の聖人です。アッシジの聖フランシスコから名前を頂いた彼女は、慎ましく弱者、病者を助ける女性だったそうです。彼女の助けを借りながら、信仰を深めていきたいと思います。皆様から頂いた温かい歓迎、洗礼、堅信式の緊張感と喜び、初めて頂いたご聖体とその温もりをいつまでも心に焼き付けて、信仰生活の糧としていきます。外川神父様、これからもご指導をどうぞよろしくお願い致します。
洗礼式の感動について
フィリッツ グルトム
このたび、私たち家族にとって忘れられない大きな喜びの日となりました。2025年4月20日、私たちの息子 ユタカ デボン グルトム が、防府カトリック教会にて無事に洗礼を受けることができました。
洗礼式では、神父様の温かい祝福と、教会の皆さまの見守る中で、ユタカが聖水を受けた瞬間、胸に込み上げるものがありました。小さな体に注がれる水とともに、神様からの豊かな恵みと守りを受け取ったのだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
思い返せば、出産からここに至るまでの日々は、喜びと不安が交錯する連続でした。しかし、神様はいつもそばにいてくださり、私たち家族を支えてくださいました。そしてこの洗礼式の日、ユタカが正式に神の子として迎えられる姿を見届けることができ、これまでのすべての歩みが祝福に変わるような、そんな不思議な感動を覚えました。
また、防府カトリック教会の皆さまには、初めて訪れた日から温かく迎えていただき、励まし、支えていただきました。この場を借りて、改めて心より感謝申し上げます。 これからも家族そろって信仰を深め、ユタカと共に、神様の愛を生きる毎日を歩んでいきたいと思います。どうぞこれからも、温かく見守ってくださいますようお願いいたします
行事予定
5/ 3(土) 乙女峠まつり
防府教会でのミサなし
5/ 4(日) 復活節第3主日 ミサ9:30
5/10(土) 教会委員会 ミサ後
5/11(日) 復活節第4主日 ミサ9:30
信徒総会 ミサ後
英語のミサ 14:00
5/17(土) 紫福中山祈念地ミサ 11:00
5/18(日) 復活節第5主日 ミサ 9:30
5/24(土) 5月命日の方のミサ 9:30
5/25(日) 復活節第6主日 ミサ9:30
あけのほしこころフェスタ
♥日時:6月1日(日) 10:00~13:30
ミサ時間 7:30
♥準備のお手伝い
5/22(木)ポルボロン作り 8:30~
5/24(土)ポルボロン包装 ミサ後
5/31(土)前日準備(もちつき)ミサ後
♥お楽しみコーナー
食 堂;あけのほしカレー・肉うどん
おすし・おにぎり
喫 茶;コーヒー・ジュース・
修道院クッキー
その他;フランクフルト・かき氷
ポピイ人形劇
お餅まき 13:45~
*野菜の提供や当日各コーナーのお手伝いをお願いします。
5月勉強会の予定
●聖書を学ぶルカ福音書●
昼の部 5月7日・28日(水) 10:00
夜の部 5月8日・29日(木) 18:30
●キリスト教入門●
昼の部 5月13日・27日(火) 10:00
お 知 ら せ
◆信徒総会 5月11日
年に一度の大切な集まりです。皆で参加いたしましょう。
◆おめでとうございます!
4月19日 洗礼・堅信
フランシスカ・ロマーナ 岡本 芙美子
4月20日 幼児洗礼
フランシスコ・サビエル
ユタカ デヴォン グルトム
命 日
主よ、永遠の安息を彼らにお与えください
2日 | 35年目 | ヨゼフ | 原田 嘉久 |
7日 | 46年目 | アナマリア | 佐野 栄 |
7日 | 46年目 | モニカ | 吉屋 モト |
7日 | 11年目 | ミカエル | 次 正行 |
9日 | 17年目 | ヨゼフ | 竹田 悟 |
10日 | 54年目 | アンナ | 道家 ゆき |
10日 | 2年目 | マリア・テレジア | 松田 芳子 |
13日 | 18年目 | Sr.マリア・アスンシオン | 近藤 婦美子 |
15日 | 41年目 | マリアベロニカ | 柴田 敏子 |
20日 | 21年目 | Sr.アンパロ | アルバレス |
20日 | 6年目 | フランシスコ | 田辺 敦 |
21日 | 39年目 | 横山 タマ | |
22日 | 22年目 | ヨゼフ | 坂田 宏士 |
25日 | 12年目 | ヨゼフ | 白井 登喜和 |
26日 | 64年目 | アウグスチヌス | 川岡 三十郎 |
26日 | 46年目 | 吉武 シゲノ | |
28日 | 17年目 | マリア・マグダレナ | 古谷 スミ |
30日 | 3年目 | 藤井 晃 |