防府カトリック教会へようこそ

教会のご案内

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​歴史 

 私たちの教会は防府カトリック教会です。教会の保護者は大天使聖ミカエルです。

 当教会は、1953年(昭和28年)、現在の敷地に司祭館が建設され本格的に教会活動が開始されました。

 設立以前の1950年(昭和25年)には、防府で最初のミサが市内三田尻の英雲荘(国指定史跡)で行なわれ、その後、設立までは毎月1回、個人のお宅などでミサが行われていました。

 1955年(昭和30年)には暁の星子供の園(現在の暁の星幼稚園)が開園され、子供の園の講堂でミサが行われました。

 現在の聖堂は1957年(昭和32年)に着工され、1959年(昭和32年)に献堂式を行ったもので、建築費は、当時イエズス会日本管区がスペインに協力を求め、マドリッド市内のある教会の女性グループがそれに答えて募金活動を行い集めた資金が使われています。特に大きな献金をされたのがマリア・ムギロという女性で、彼女は亡き夫ミカエルのためのお墓の費用を防府教会のために献金されました。このことを記念して、聖堂入口の建物内側に記念パネルが設置されています。

思い出:感謝の内に

 この防府で、始めてごミサが捧げられたのは昭和25年8月15日、聖母被昇天の大祝日、場所は英雲荘でした。

 暑い最中、ドメンザイン神父様は、山口からオートバイでお出でくださいました。私たち防府の信者は小さな群れだったのですが、その日、山口、徳山教会の信者の方々がごミサに一緒に与って下さり、喜びを共に出来たのは本当に嬉しゅうございました。 この日から毎月1回防府でごミサが捧げられる事になり、その時は、家から乳母車で、 カリス、パテナ、燭台、祭壇布等を運び、会席用の机を借りて積み重ねた祭壇でごミサが行われました。

 その後、場所は松田様、柴田様のお宅に移り、 3年余り後にアランダ神父様が新築された神父館にお住まいになり、防府教会創立の日を迎えました。

 現在お聖堂にご聖体がいらっしゃり、毎日ごミサが捧げられることは、私たちに何と大きな安らぎをもたらすことでしょう。神様の御慈しみに感謝するほかありません。

創立50周年記念
『50年の歩み』9頁

スペインのイルンで製作・聖堂のステンドグラス

  • 防府カトリック教会
    教会のステンドグラス

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