フランシスコ・サビエル 外川 直見神父

　防府教会にきて１年が経ちました。その間、一つの想いが心に生まれてきました。防府は山口の南隣、キリシタンの足跡がどのように残っているのだろうか、ということでした。　
　そして、先日ある方が防府に１基のキリシタン灯籠があると教えてくださいました。早速その方と見に行きました。新橋から県道２４号線を走り上右田に熊野神社があります。山門で車を降り参道を歩くと間もなくキリシタン灯籠とその説明板がありました。灯籠の竿石の部分は十字架の形をしており、世にいう織部灯籠です。灯籠の上部が欠けていたのを、後世に補足したといいます。江戸中期の初めの作だそうです。竿防府のキリシタン灯籠 石の部分に人物像が彫られています。説明板にはマリア像を思わせるとありましたが、よく見ると両手を胸で合わせているので、仏像でなくキリスト教の像のようですが、マリア像かどうかわかりません。少なくともキリシタン灯籠には間違いなさそうです。もともとは参道から脇道に入った古道にひっそりとおかれていたそうです。そのあとだれかキリシタンとは関係のない信心深い人がキリシタン灯籠とは知らずに古道の奥から参道に移し、灯籠の上部を補修したのかも知れません。
　江戸の中期、迫害の激しかった頃に人目につかない古道の片隅で、キリシタンの誰がキリシタン灯籠を石屋に作成を依頼し、この古道に運び込んだのでしょうか。ここでどんな信心の業をしていたのでしょうか。
　防府の地にキリシタンがいたのでしょうか。宮市は山口からの道と山陽道との交差点で、昔は賑わっていた所でした。迫害があまり厳しくなかった時には山陽道をキリシタンもバテレンも注意しながらも通っていたでしょう。当時は防府の地にもキリシタンもいたでしょう。長年の厳しい迫害によっていなくなってしまったかもしれません。

　その中でキリシタンの情報がわずかに残っています。１６３６年に右田毛利家領内の権三郎という者が宗門改めの時に棄教しないというので火刑に処せられました。また、防府天神のキリシタンこるねるの子、長次郎が広島のキリシタンとともに、岩国藩の武士近藤善左衛門を訪れており、この近藤善左衛門は以前に棄教していて、また新たに隠れキリシタンとして活動し始めたともいわれています。大勢でなくてもキリシタンが隠れて活動していたのかもしれません。 防府には、この１基のキリシタン灯籠の陰に多くのキリシタンの足跡が残っているのでしょう。その上に私たちも信仰の足跡を重ねましょう。

　アヴィラのテレジア　原田　ますみ

　5月26日今年も晴天の下、「こころフェスタ」が賑やかに開催されました。 年に一度、幼稚園と教会の間の「とびら」が開かれ交流が持たれる大切な一日です。4月幼稚園にて先生とお母様方と話し合いが持たれました。幼稚園側の若いエネルギーに圧倒され、喝を入れて頂きようやく「さあ、やるぞ！！」という気持ちになりました。
　5月16日ポルボロン作り突入。なかなかの重労働にも関らず普段接することのない方々と楽しく交流でき、今年も約200袋完売することができました。
　フェスタ当日、今年は久しぶりに食堂が復活し、うどん・カレーを準備しました。ベトナムの方々、中国の方、幼稚園の先生、お母様方の沢山のお手伝いもあり、大変助かりました。どのコーナーも活気に満ち、笑顔があふれていました。
　後日、行事企画部全体会において、各コーナーを担当された方々から直接お声を頂き「大変だったけど楽しかった。」外川神父様から「おいしかったなあ」「教会学校のOGのお子さんたちの姿を見て、未来の教会へ繋げたい。」と感想を頂きました。わたしもこの教会の一員で良かったなあ。そして「絆を作る、繋げる」これがフェスタの役割だと改めて思いました。
　皆様、沢山のご協力ありがとうございました。

喫茶担当中高大学生グループ

♣ミカエル　川脇実祐
　バザーのお手伝いをするのが久しぶりでドキドキでしたが、とても楽しかったです!!!
♥マリア・ガブリエラ　田島　穂ノ香
　多くの方と接することができ、楽しかったです。みなさんの役に立てたことが、とても嬉しかったです。ありがとうございました！
♣クララ　渡部四葉
　忙しかったですが、皆で協力してお手伝いできて楽しかったです。
♥ガブリエル　川脇千佳
　久しぶりに参加したこころフェスタ、すごく楽しかったです！ また来年もお手伝いしたいです！
♣アンナ　松元陽菜乃
　混雑時は大変だったけど、みんなで協力して楽しくできました!
♥マリア・ガブリエラ　福田千晴
　幼稚園に久しぶりに行けて楽しかったです。
♣マリア・セシリア　福田千祥
　来年も参加したいです。
♥マリア・アンナ福田千紘
　楽しかったです。

初聖体のお恵みありがとうございます

マリア 石川 純子

　我が家の末っ子・弦樹が、ついに初聖体のお恵みを受けることが出来ました。去年から一年間、伊藤先生にマンツーマンで教えていただきました。
　初聖体のごミサで、緊張しながらご聖体を受け取り、誇らしそうにいただいている姿を見て、とても嬉しく思いました。
　自分にとって、信仰とは何なのか、ご聖体をいただくとはどういうことなのか、いまはまだ分からなくていいと思います。私も、いま尋ねられたとしても、言葉で正確に表現出来るかは分かりません。信仰を持つということは、「自分は神さまからのお導きを必要としています」という宣言をするようなものなのではないかなと思います。イエズスさまを身近な先輩として感じ、神さまの声を心の中に聴く、弦樹がそういう日常を重ねていってくれることを願っています。
　弦樹の姉たちが「ごミサの朗読や侍者で、緊張しながらも、臨機応変にやっていた。あれはとてもいい経験になった」と言います。ごミサの後で子どもたちに皆さんが声かけをしてくださることも、励みになるようです。防府教会のみなさんに育てていただいている我が家の子どもたちです。これからもどうぞお祈りをよろしくお願いいたします。

初聖体をうけて

アシジのフランシスコ 石川 弦樹

　きんちょうしたけれど、しっぱいせずにできてうれしかったです。
　いろいろなひとがおいわいしてくれて、ありがとうございました。

　ほめてくださり、ありがとうございました。

アシジの聖フランシスコ石川弦樹さん、
初聖体おめでとうございます。

セシリア　伊藤里美

　小聖堂で、初聖体のお勉強をしました。わたしが部屋に入るのが遅い時は、学習用の机を自分から進んで準備してくれていました。
　夜のお祈りは、たくさんしていると話してくれた弦樹くん。「朝のお祈りは？」朝のお祈りは・・・。
　朝起きたら「神様、新しい朝をありがとう。おはようございます。」だけでもいいので神様とお話をしてみよう、と話したところ、次の日曜日、朝、神様とお話ができた、でも忘れたこともあったと正直に話してくれました。
　話したことを素直に受け入れ実践してくれたように思います。 イエス様の体をいただいて、イエス様の言葉や行いを実践していきましょう。

核兵器のない世界をめざしてともに歩もう

８.５.Mon.

   ●13:00～15:30

      ―広島被爆証言　深堀升治神父

　　　―基調講演（日本語通訳付）

　　　　「核兵器のない世界をめざして

　　　　　　　　　　　　　ともに歩もう」

　　サンタフェ大司教ジョン・C・ウエスター

　●16:00～17:30

      平和ミサ　松浦悟郎司教　　

　　　　　　　　　世界平和記念聖堂

　　　　＊ライブ配信＊手話通訳付き

8.６.Thu.

  ●8:10～9:00

      原爆・すべての戦争犠牲者追悼ミサ

　●18:00～

　　　原爆犠牲者のための

スピリチュアルコンサート

世界平和記念聖堂

　　　　＊ライブ配信＊手話通訳付き

7/ 7(日) 年間第14主日 ミサ9:30

7/13(土) 教会委員会　ミサ後

7/14(日) 年間第15主日 ミサ9:30

          英語ミサ 14:30

7/21(日) 年間第16主日 ミサ9:30

          ベトナム語ミサ 14:00

7/27(土) 7月命日の方のミサ 9:30

7/28(日) 年間第17主日 ミサ9:30

◆能登半島地震・台湾地震支援募金の送金

　　6/17に2回目の能登半島地震支援募金金額42,442円と台湾地震の支援金78,700円をカリタスジャパンに送金いたしました。

ご協力ありがとうございました。

◆初聖体おめでとうございます

　　アシジのフランシスコ　石川　弦樹

◆広島教区平和行事

　　8/5広島での行事には、山口教会の貸切りバスを利用できます。暑い時ですがどうぞご参加ください。また、5日も6日もライブ配信されます。現地に行けない方も共にお祈りください。

7月勉強会の予定

●聖書を学ぶルカ福音書 ●

昼の部　7月17日(水)10:00

夜の部　7月18日(木)18:30

● キリスト教入門 ●

昼の部　7月16日(火)10:00

主よ、永遠の安息を彼らにお与えください

３日	３９年目	マリア・モニカ	藤井　ミツエ
５日	７１年目	マリア・マグダレナ	逸見　増子
９日	１０年目		Ｓｒ.マリア・セリア・フェルナンデス
１２日	２８年目	パウロ	岡　保正
２１日	７４年目		畑田　末太郎
２２日	５年目	イグナチオ	藤井　浩毅
２５日	６２年目	ヴィンセンシオ	山本　英
２６日	２２年目	マリア	山口　スノ
２７日	２０年目		ギリエン神父
３１日	２８年目	マリア・ガラシャ	神徳　清