フランシスコ・サビエル　外川　直見神父

　防府教会の門を入るとマリア様のご像が私たちを迎えてくださいます。
　ところで、聖イグナチオは、「主キリストはご復活ののち聖母マリアにお現われになった」ことを黙想するようにと勧めています。聖母へのご出現は聖書に書かれていませんが、聖イグナチオは当然のことと考えています。御子イエズスの救いの御業にともに歩まれた聖母に、主イエズスはご復活の喜びを第一に分かち合われたことは当然のことでしょう。その時にお二人はどんなお話をなさったのでしょうか。日本の教会のこともその話の中にあったでしょうか。
　この5月3日に、津和野の乙女峠まつりに参加しました。長崎の浦上村の3400人ほどのキリシタンたちが江戸末期から明治初期に、西日本の21か所に追放されました。津和野にはそのうち128名が流され、非常に厳しい迫害を受けたのです。 江戸の末期、長崎にフランス寺といわれた大浦天主堂は、長崎に滞在していた外国人信徒のためにだけ建てられました。しかし、それまで隠れて信仰を守っていた浦上村のキリシタンたちは我慢できませんでした。大浦天主堂に行き、その場に居合わせたプチジャン神父にそっと「サンタマリア様のご像はどこ」と尋ねたのでした。日本の信徒発見のときでした。２５０年にも及ぶキリシタン弾圧の間に、聖母マリアがキリシタンたちの心を支え励まし、希望を心に灯し続けられたのです。
　その後、津和野に流された浦上村のキリシタンのうち、三尺牢の迫害を受けた人たちもいました。安太郎は冬の寒さの中三尺牢に入れ、改心を強要されました。慰めに来た仙右衛門に「いや、少しも寂しくありません。毎夜きれいな、丁度マリア様のようなご婦人がお現われくださいます。そして非常によい勧告をしてくださるのです。」そして、「私は十字架の上にご死去なさったゼズス様と一つに死ぬ。ゼズス様の十字架とは離れてはいません。」と最後の言葉を伝えたのです。マリア様の励ましを受けて、キリストとともにキリストの道に従っていたのです。このような信仰をキリシタンたちは長い迫害の中に守り抜いていました。 復活されたイエスは聖母マリアとご自分のご生涯のことを語り合われました。聖母はイエスとともに歩みながら、理解できず「心に深く思いめぐらしていた」ことがどれほど多かったでしょう。それをイエスは復活の救いの光の下に聖母に話されたのです。エルサレムから遠く離れた日本のキリシタンのことがお二人の話の中になかったでしょうか。聖母マリアはイエスのご復活の光の中に、確かにキリシタンたちのそばに寄り添っておられたと思います。そして、今も私たち防府教会の信徒たちのそばに寄り添ってくださっています。マリアに祈りながら、日々を過ごすことができますように。

　イグナチオ・オレギ神父さまへ

暁の星幼稚園園長　マリア・テレサ　吉武　瑞恵

　いつも笑顔で温かく微笑んでくださったオレギ神父さま。 歌が大好きで、子どもたちに歌を伝えていらっしゃるときにはとても嬉しそうでした。
　 誕生会では子どもたちと一緒に、ご出身のバスク地方の言葉で🎵HAPPY BIRTHDAY🎵を🎵Zorionak zuri（ソーリオーナースーリー）🎵で歌いましたね。スペイン聖イグナチオ少年少女合唱団をお呼びになって、子どもたちとコラボレーションさせていただいたとき、子どもたち同士ですぐに仲良くなって、楽しそうに過ごしていた様子を覚えています。
　 園舎改築の際、イエズス会の施設のあった『木与の海』を紹介していただき、子どもたちと一緒にお泊り保育に行きました。きれいな海に、勢いよく水着姿で飛び込んでいかれた時は驚きました。泳ぎが得意で、ぷかぷかと浮かんでおられる姿が印象的でした。
　 職員で一緒に出掛けた四国旅行。神父さまのスピーディーな運転で鳴門大橋や、神父さまご希望の大塚国際美術館を周り、とても楽しい思い出となりました。 お菓子の好きな職員に、アイスクリームを買ってきてくださっては、じゃんけんで好きなものを順にとっている様子を楽しそうに見つめておられましたね。クリスマスにはスペインで食べるお菓子をいつも分けてくださいました。めったに食べられないお菓子を私たちはいつも楽しみにしていました。ある時は、「チョコレートをあげよう。」と持ってきてくださった箱を開けると『靴下』だったというお茶目な面もありました。
　 バザーでは、天気が優れず準備が出来ないことに職員が焦っていたとき、オレギ神父さまが「私たちは晴れになってほしいと願っているけど、他には今日は雨がいいなと願っている人もいる。あなたたちが思うように天気が来れば、あなたたちが神様になってしまう。そうではなく、こういう時こそ、何が出来るか、どんな準備が出来るか考えなさい。と神さまが教えてくださっているんだよ。」と言われ、園長としても神父さまとしても愛のあるご指導をたくさんいただきました。
　 いつも神さまと共に、キラッとした笑顔で見守って下さっていたオレギ神父さま。
　 職員や子どもたちと同じことを感じ、同じように笑い、同じように時を過ごしてくださった神父さま。 沢山の人たちの心にかけがえのない思い出をたくさん残してくださいました。今もこれからも温かいまなざしで微笑んで見守って下さっていることを感じています。沢山の感謝の内に…。

2024年3.25(月)～27(水)

中ブロに参加して

♪ガブリエル　川脇千佳
　初めてのチューブロで、いきなりセミ長を任せられたので、最初は不安でいっぱいでした。けれどみんな優しくて、たくさん助けてくれたり話しかけてくれたり、ずっと居たいと思えるほど居心地が良く、あっという間の三日間でした。
この三日間を通して深められた絆や思いを大切にして、またみんなに会える日を楽しみにしています。忘れられない最高のチューブロでした‼︎

♪ミカエル　川脇実祐
　この二泊三日間で沢山の人と出会い、関わることができて、とても良い経験になりました。最初のセミ別トークの時は緊張していて、うまく自分の考えを表すことが出来ませんでした。しかし掃除やレクレーション、食事を通して、班の人と打ち解けることができて、2日目のセミ別トークでは自分の考えをしっかりと発言できたので良かったと思います！　茶話会や握手会では他の班の人たちとも沢山お話しをすることができて、とても楽しかったです‼︎
何かのご縁でチューブロ2024に参加したメンバーとまた会うことができたら良いなと心の底から思っています！
二泊三日間、本当にありがとうございました。とても楽しかったです！

♪マリア・アンナ　福田千紘
　今回チューブロに初めて参加してみて、たくさんの友だちと出会い、そして環境問題についてともに考え、とても貴重な時間を過ごすことができました。セミ長という役割をいただいたのですが初めは戸惑うことも多く、セミの仲間や友だちに支えてもらったことで楽しく務めることができたと思います。人との関わりの大切さを感じる３日間でした。行ったことがないひとはぜひ参加してみてください。 

♪マリア・ヴィシタシオン石川花恵
　分かちあいでみんなの意見を聞いていて、これは自分とは違うなと思ったり、共感できるところがあったりして新鮮でした。
　自分から声をかけるのが苦手なので、溶け込めるか不安でしたが、みんなが積極的に話しかけてくれて嬉しかったです。私も少しずつ積極的になれました。
　今回中ブロに参加するのを正直迷っていましたが、今は参加できて本当に良かったと思っています。

5/ 3(金) 乙女峠まつり

5/ 5(日) 復活節第6主日　ミサ9:30

5/12(日) 主の昇天　ミサ9:30

　　　　　　信徒総会 ミサ後

　　　　　　英語のミサ 14:30

5/18(土) 紫福中山祈念地ミサ 11:00

5/19(日) 聖霊降臨の主日 ミサ9:30

            ベトナム語のミサ 14:30

5/25(土) 5月命日の方のミサ9:30

5/26(日) 三位一体の主日

　ミサ7:30と9:00　

　このフェスティバルは、暁の星幼稚園と教会の共催で行われます。今年は、食堂が復活します。皆で協力して楽しいフェスティバルになりますように！！

　

♥日時：5月2６日(日)10:0０～14:00

　　　　　ミサ時間 7:30と9:00

♥準備のお手伝い

　5/16(木) ポルボロン作り　８：３０～

　5/18(土) ポルボロン包装　ミサ後

　5/25(土) 前日準備　ミサ後

             もちつき・会場準備

♥お楽しみコーナー

　食堂；カレー、肉うどん、

おすし、おにぎり

　喫茶；コーヒー、ジュース、お茶etc.

　　　　トラピストクッキー販売

その他；フランクフルト・かき氷・・

園芸品、花苗etc.

ポピー人形劇

餅まき；13:45～

♥遊休品の提供をお願いします。

　家庭で眠っていて、かつ使える品物のみ扱います。古着は扱いません。

　

● 聖書を学ぶルカ福音書 ●

     昼の部　5月1日・15日(水) 10:00

     夜の部　5月 9日・23日(木) 18:30

● キリスト教入門 ●

　 昼の部　5月7日・21日(火) 10:00

     夜の部　5月17日・24日(金) 17:30

 ＊どなたでもお気軽にご参加ください！！

主よ、永遠の安息を彼らにお与えください

２日	３４年目	ヨゼフ	原田　嘉久
７日	４５年目	アナマリア	佐野　栄
７日	４5年目	モニカ	吉屋　モト
７日	１０年目	ミカエル	久次　正行
９日	１６年目	ヨゼフ	竹田　悟
１０日	１年目	マリア・テレジア	松田　芳子
１０日	５３年目	アンナ	道家　ゆき
１３日	１７年目	Sr.マリア・アスンシオン	近藤　婦美子
１５日	４０年目	マリアベロニカ	柴田　敏子
２０日	２０年目	Sr.アンパロ	アルバレス
２０日	５年目	フランシスコ	田辺　敦
２１日	３８年目		横山　タマ
２２日	２１年目	ヨゼフ	坂田　宏士
２５日	１１年目	ヨゼフ	白井　登喜和
２６日	６３年目	アウグスチヌス	川岡　三十郎
２６日	４５年目		吉武　シゲノ
２８日	１６年目	マリア・マグダレナ	古谷　スミ
３０日	２年目		藤井　晃